コトポッターについて

 

はじめまして。
コトポッター店主の横山雅駿です。

この度は、コトポッターにご訪問いただき、誠にありがとうございます。

ここでは、私がなぜ京焼・清水焼を専門に扱うオンラインショップ「コトポッター」を立ち上げたのか、その経緯と考えをお伝えできればと思います。

京焼・清水焼に、少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

京焼・清水焼の現在地

京焼・清水焼は、京都ではよく知られた焼き物ですが、全国や海外に向けて、その魅力が十分に伝わっているとは言い切れない現状があります。

茶の湯やしつらえ、鑑賞の文化を含め、高度な技術と表現を持ちながらも、継続して紹介され、選ばれていく場は多くありません。

私は10年以上、京焼・清水焼の販売に携わっています。

その中で、完成度や技術は高いにもかかわらず、使われる場や見られる文脈を失い、評価の土俵に立てていない器を数多く目にしてきました。

コトポッターの視点

伝統や技法を守ることと、実際に使われ、親しまれ続けることは、必ずしも同じではありません。

コトポッターでは、歴史や背景に加え、茶の湯、空間、季節、鑑賞といった視点も含めて、「いまの生活の中で、どう位置づけられるか」という観点から京焼・清水焼を選んでいます。

抹茶碗や香炉、花器、装飾性の高い作品も、特別な場にしまい込まれる存在ではなく、それぞれの時間や空間の中で、自然に役割を持つものだと考えています。

売りながら、広げていくという選択

コトポッターは、京焼・清水焼を専門に、継続して、実際に売りながら紹介することで、その立ち位置を少しずつ広げていくための店です。

オンラインショップは、単なる販売の場ではなく、使われ、眺められ、選ばれ続けることで、器の価値や見られ方が積み重なっていく場所だと考えています。

コトポッターの目指すもの

2024年、個人でコトポッターを立ち上げました。

小さな店ではありますが、一つひとつの作品と丁寧に向き合い、作り手と使い手、そして見る人とのあいだを静かにつないでいけたらと思っています。

実際に手に取り、使い、「思っていたより、ずっといい」そう感じてもらえる器を、無理のないかたちで届けていくこと。

京焼・清水焼が、京都という文脈にとどまらず、それぞれの生活や文化の中で自然に選ばれていく存在になること。それが、コトポッターの目指すかたちです。